肘の痛み、放っておいていませんか?
パソコン作業やスポーツ、日常生活で何気なく使っている肘ですが、痛みが出るととても不便。この記事では、肘の痛みの主な原因やセルフケア方法、そして病院に行くべきサインについてご紹介します。
肘の痛みの主な原因
肘の痛みにはさまざまな原因がありますが、代表的なものは以下の通りです。
1. テニス肘(外側上顆炎)
肘の外側が痛むタイプで、手首を反らす動作で悪化します。実際にはテニスをしていない人にもよく見られ、パソコン作業や重いものを頻繁に持ち上げる人に多いです。
2. 野球肘・ゴルフ肘(内側上顆炎)
肘の内側が痛むタイプ。テニス肘と逆の動き(手首を内側に曲げる動作)で痛みが出ます。
3. 肘部管症候群
小指や薬指にしびれが出る場合は、神経が圧迫されている可能性があります。長時間の肘の曲げ伸ばしや、打撲が原因になることも。
4. 関節リウマチ・変形性関節症
加齢や自己免疫の影響で関節に炎症が起きる場合も。朝にこわばりがあるなら注意が必要です。
病院に行くべきサイン
以下のような症状がある場合は、自己判断せず整形外科の受診をおすすめします。
- 痛みが2週間以上続く
- 夜間も痛くて眠れない
- 指先にしびれがある
- 関節が腫れている・熱をもっている
自宅でできるセルフケア
軽い痛みであれば、以下の方法で和らげることができます。
- アイシング:使いすぎた直後は冷やすことで炎症を抑えます。
- 安静・サポーター使用:無理な動きを控え、肘に負担をかけないようにしましょう。
- ストレッチ・筋トレ:再発予防には、前腕のストレッチや筋力強化が効果的です(痛みが落ち着いてから)。
最後に
肘の痛みは、軽く考えて放っておくと慢性化したり、仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。少しでも違和感を感じたら、早めにケアすることが大切です。
コメント