パソコン作業、スマホ操作、家事や育児、スポーツ…
私たちの毎日は意外と「手首」に負担をかけています。
何気ない動作で突然痛みが走ったり、慢性的に違和感を覚える人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな「手首の痛み」について、原因や代表的な症状をわかりやすく解説します。
手首の痛み、こんなにあるの?
腱鞘炎(けんしょうえん)
キーボード入力やスマホの使いすぎでよく起こる腱鞘炎。
特に多いのがド・ケルバン病と呼ばれる、親指の付け根に痛みが出るタイプです。
赤ちゃんを抱っこするママさんや、美容師、調理師などにもよく見られます。
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)
手首の内側を通る「正中神経」が圧迫されて起こる疾患です。
手首だけでなく、親指〜中指にかけてのしびれや痛みが特徴。
ひどくなると夜間に手がしびれて目が覚めることも…。
TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)
ちょっと聞き慣れない名前ですが、小指側の手首の痛みの原因として有名です。
転倒して手をついたときや、テニス・ゴルフなどのスポーツでも起こります。
捻挫・骨折
転んで手をついたときなどに起こるのが捻挫や骨折。
単なる「打ち身」と思って放置すると、後遺症が残ることもあります。
関節リウマチ・変形性関節症
特に中高年に多いのがこのタイプ。
朝に手がこわばる、左右対称に関節が痛むといった症状が出ることがあります。
痛みを放置しないで!
手首の痛みは「よくあること」と軽く見られがちですが、放っておくと慢性化したり、日常生活に支障をきたすこともあります。
「なんとなく痛い」「違和感が続く」そんなときは、整形外科や手の専門医に相談してみましょう。
自分で出来る対処法としては
・テーピングを巻く
・サポーターを買う
これで少しでも負担を減らすと良いと思います。
まとめ
手首は小さな関節ですが、毎日の動きに大きく関わる重要な部位。
一度痛めると治りにくいことも多いため、早めの対処がカギとなります。
違和感を感じたら、無理をせず手を休めることも大切です。
「最近手首が疲れやすいかも…」そんなあなたは、今日から少しだけ手首にやさしくしてみませんか?
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