「最近なんだか頭が重い…」「こめかみがズキズキする…」
そんな頭痛、もしかしたら“肩こり”が原因かもしれません。
実は、肩や首まわりの筋肉の緊張が、頭痛を引き起こすことはよくあります。今回は、肩の筋肉と頭痛の関係についてわかりやすく解説していきます。
【分かりやすい図解】
大後頭神経・小後頭神経という神経が圧迫されると頭痛を引き起こす可能があります。
これらは、僧帽筋、胸鎖乳突筋、後頭筋などの筋肉が硬くなることにより引き起こされる可能性があります。

肩こりと頭痛の関係
肩こりがひどくなると、緊張型頭痛というタイプの頭痛が起こりやすくなります。これは、肩や首、頭の周辺の筋肉がガチガチにこわばることで血流が悪くなり、痛みの原因となる物質がたまってしまうことが原因です。
とくに長時間のパソコン作業やスマホの操作で、同じ姿勢が続くと、肩周りの筋肉に負担がかかりやすくなります。
こんな症状がある人は要注意!
- 肩がいつも重だるい
- 首の後ろが硬くなっている
- 頭の両側が締めつけられるように痛む
- 夕方になると頭痛が出やすい
- ストレッチをすると少し楽になる
こうした症状がある場合、肩の筋肉のこりが頭痛の原因になっている可能性が高いです。
どうすればよくなる?
緊張型頭痛をやわらげるためには、まず肩や首の緊張をほぐすことが大切です。
以下の対策をぜひ試してみてください。
ストレッチや軽い運動を取り入れる
肩甲骨を動かす体操や、首をゆっくり回すストレッチは効果的です。
テニスボールなどを首の下に敷いて寝るのも筋肉がほぐれますよ。
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お風呂でしっかり温める
温めることで血行がよくなり、筋肉のこりがほぐれやすくなります。
姿勢を見直す
猫背や前かがみの姿勢は肩に大きな負担がかかります。デスクワーク中は、正しい姿勢を意識してみましょう。
目の疲れをとる
目の疲れも肩こりを引き起こします。こまめに目を休めることも大切です。
まとめ
肩の筋肉が硬くなることで、血流や神経に影響を与え、頭痛が引き起こされることは少なくありません。「ただの肩こり」と放っておくと、慢性的な頭痛に悩まされることもあります。
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